日本ピアサポート学会

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第11回総会および研究大会

創立10周年記念大会の第10回総会・研究大会の成果を踏まえ、各地で取り組まれているピア・サポート活動の実践・研究についての交流を通して、ピア・サポートの絆を一層広めることを目指して、本大会を開催する。

日本ピア・サポート学会 会長 森川 澄男

日時 2012年10月5日〜7日(金・土・日)
会場 群馬県利根郡みなかみ町小日向573番地 水上館
主催 日本ピア・サポート学会
後援 日本学校教育相談学会・群馬県教育委員会・高崎市教育委員会・
前橋市教育委員会・みなかみ町教育委員会・上毛新聞社
日程 下記参照

10月5日(金)

16:00 〜 18:00 理事会 会場:水上館
19:00 〜 夕食会 会場:水上館

10月6日(土)

9:30〜 大会参加受
10:00 〜 12:30 ワークショップ 3部会

第1部会 海外研修報告
  広島大学大学院教育学研究科附属教育実践総合センター 栗原 慎二

 第15回海外研修で訪問したバンクーバーでの研修について報告します。今回の訪問はこれまでの学校中心の訪問とは少し違って、ピア・サポートを学校外で実践しているNPOや、貧困や虐待などの背景を持つ子どもたちにサービスを提供しているNPOなどを訪問しました。また、大学を訪問して、教員の力量形成はどうすれば可能なのかということについて、日本にはない取組もみてきました。
 ワークショップでは、これらの取り組みを紹介するとともに、今後の日本のピア・サポートの方向性を考えたり、実践力のある教員になるには、あるいはそのような教員を養成するにはどうすればよいのかと言うことを考えたいと思います。

第2部会 ピア・サポートマネジメント 
  群馬大学大学院教育学研究科教職リーダー講座 音山 若穂・懸川 武史

 コーヒーの香の中、対話を楽しみませんか。カフェ「みなかみ」オープンです。メニューには、ティーもご用意いたします。当日は、ホールシステム・アプローチ(Whole-system approach)、ポジティブ・アプローチ(positive approach)を背景にもつ、ワールド・カフェ、オープンスペース、AI(Appreciative Inquiry)インタビュー 、サークル(The circle way)、それぞれのワークショップ体験での対話を通し、「学習する組織」をめざす視点からピア・サポート活動について再考したいと思います。
 ご来店をお待ちしております。

第3部会「学校における諸内容」 "ピア"な職場づくりをすすめるために
  大阪教育大学 教職教育研究センター 菱田準子

 学校現場をはじめ、様々な場面でピア・サポートが広がっていることをうれしく思います。一方で、職場におけるピア・サポートの必要性も日々実感するところでしょう。ピア・サポートをすすめておられる方は、すでに思いやりを持って職場の仲間をサポートされていることと思います。なぜなら、ピア・サポートはスキルだけではなく、生き方に迫るものだからです。
 さて、このミニワークショップではピア・サポートをすすめるために、みなさんが持っている強みや潜在的価値を発見し、それらを最大限に発揮することで"ピア"な組織やコミュニティを醸成していくことをめざします。また、ピア・サポートの志をもつみなさんが、職場でメンター的役割をさらに果たすことができるように、演習をまじえて楽しく学ぶあうワークショップにしたいと思います。どなたでも参加ください。

13:30 〜 17:00 研究発表 5分科会 
※同封の別紙 第11回総会・研究大会 発表申込書にて、申込願います。
領域
・ 小学校、中学校部会
・ 高等教育(高校・大学)部会
・ 医療、行政、その他領域 部会
18:00 〜 20:00 交流懇親会

10月7日(日)

9:00 〜 10:00 総会
10:10 〜 12:10 講演会(公開講座)

「生徒指導・教育相談・特別支援をデザインする
 −ピア・サポートを軸とした学校改革−」
講師  広島大学大学院教育学研究科附属教育実践総合センター教授 栗原慎二

 教育に関わる問題の現状は依然として厳しく、解決の方向性を見いだせないでいるように思えます。教員はその中で何とか打開の道を見いだそうと模索を続けています。
 今回の講演では、こうした問に私自身が向き合いながら、「誰もが行きたくなる学校・学級を創る」ために、いくつかの学校や教育委員会と協力して取り組んできた生徒指導改革について実践例をご紹介します。
 そして、その実践を支えた理論と方策をご紹介したと思います。
 その核は、ピア・サポートです。

1 参加費

大会参加費

会員 7,000円
会員以外・一般 8,000円
学生(会員・一般学生) 3,000円

昼食代

10月16日 カレーライス 1,000円
10月17日 登利平 松弁当 1,000円

交流懇親会参加費

水上館宿泊者の懇親会参加費 2,000円
懇親会のみ参加者 7,200円 (宿泊代×60%)

2 宿泊

水上館の宿泊は大会事務局で取扱、相部屋の部屋割を行います。
10月5日(金) 8, 000円(1泊2食付き)
10月6日(土) 12, 000円(1泊2食付き)

参加申し込み:事前申込期限 2012年8月31日(金)

参加申込書(PDFファイル)  大会パンフレット(PDFファイル)

事前申込期限以降も受理いたします。また当日参加も受け付けます。
同封の参加申込書にご記入の上、FAXにてお申し込み願います。
なお、参加申込書の内容をメールアドレスへ送信、または事務局住所宛郵送されても、受理いたします。お申し込み受理後、事務局より受理票と振込用紙等別途お送りいたします。

日本ピア・サポート学会 JPSA事務局 宛

〒371−8510 前橋市荒牧町四丁目2番地 A棟501(懸川研究室)
群馬大学大学院教育学研究科 教職リーダー講座

TEL・FAX:027(220)7372