日本ピアサポート学会

  • リンク
  • お問い合わせ

本学会の概要

日本ピア・サポート学会の活動内容

学会の主な活動は次の通りである。

① 日本におけるピア・サポート活動の理論的な研究及び学校や地域における実践活動の推進。学校でのピア・サポート活動の積極的な取組み。

② 学校や地域での活動を推進するためのリーダーの養成と認定事業の実施

1)学会主催・支部・ブロック主催の[認定ピア・サポートトレーナー養成講座」の開催(標準テキストによる13.5時間の研修)と認定事業の実施。

2)ピア・サポートトレーナーの資格を取得後、3年以上の実践の他、論文の執筆・発表等の実績に基づき、面接の結、トレーナーを指導する資格をもつ、「ピア・サポート・コーディネーター」の認定事業。

3)高校生・大学生等、校内で実施する生徒のリーダー養成のための「ピア・サポーター養成講座」の実施と認定証書の発行。

③ 支部・ブロック活動の推進と、教育行政機関の研修講座への協力、教育委員会等のピア・サポート講座等への積極的な対応。

④ 活動の普及のためのニュースレター(年3回)・研究紀要(年1回)・海外研修報告書(年1回)・参考図書の刊行。

⑤ 年1回の大会・コーディーター・トレーナーのブラッシュアップ講座・講座多数。

⑥ 海外研修の実施
 日本学校教育相談学会の海外研修を受け継ぎ(第7次以後)今日まで17回の海外研修を実施、すぐれた海外の教育から学ぶとともに、日本からも発信、高い評価を得ている。今日まで、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・香港・台湾・マカオを歴訪した。海外のピア・サポートの指導者との交流も深めており、ピア・サポートの父とも言われるカナダのレイ・カー博士・トレーバー・コール博士・デビッド、ブラウン先生・イギリスのヘレン、カウイ博士・オーストラリアのケンリグビー博士・香港のブライアン・リー先生。アメリカのバーンズ亀山静子先生などとも連携し、活動を展開している。本学会の特徴となっている。


第7期(2019-2021)活動基本方針

 本学会は、2002(平成14)年2月に、中野武房、森川澄男両先生はじめ先達の先生方のご尽力により「日本ピア・サポート研究会」(会員70名)が発足し、さらに2005(平成17)年10月、「日本ピア・サポート学会」となり今日に至っております。現在、528名(令和元年8月正式登録者数)の会員の方々が所属されています。ピア・サポートの「相手も自分も尊重し支え合う」理念が、すべての子ども、同僚、異業種の方々、さらに各家庭、各職場等において実感できるよう実践と研究を深め、ピア・サポートの大きな輪が広がっていくことを願っています。今期の活動方針を提示します。

今後の活動基本方針

  1. ピア・サポート学会の会員を大幅に増やし、ピア・サポートの普及を図る<会員の増強と普及促進>

    ・会員増をめざし、HPの刷新をすすめ、アクセスしやすい環境の整備を図ります。
    (★事務局・広報委員会・研究調査委員会・研修委員会)

  2. わが国のピア・サポート活動の実態調査の最終まとめを行い、研究活動の推進ならびに研究・実践動向の把握等を行う。<研究活動の推進、研究・実践動向の把握>

    (★研究調査委員会・研究紀要委員会・研修委員会)

  3. 学会支部設立をさらに積極的に進め、ピア・コーディネーター及びピア・トレーナーを中心に推進する<支部設立の支援と資格取得の推進>

    (★資格認定委員会・広報委員会・研修委員会・事務局)

  4. わが国の喫緊の課題に特化した研修講座と予防的・開発的な人間関係の育成を図ることを内容とした講座計画を行う<ピア・サポートを深める講座と喫緊の課題への対応>

    (★研修委員会・研究調査委員会)

  5. 海外におけるピア・サポートに関わる先進的な取組を発掘し、現地訪問による研究者との交流を進める<先進的な取組の発掘と多様性理解の促進>

    (★国際交流委員会・研究調査委員会))

  6. 2021年に学会創立20周年を迎えるにあたり、「学会20年の歩み(仮称)」発行の準備を行う。<20周年記念誌作成委員会設置と記念誌の作成>